社員インタビュー

運営

最高のユーザー経験を保証するテストエンジニア

IT業界への転向のきっかけはLINE

これまでのキャリアと入社のきっかけを教えてください。

社会人になってしばらくはサービス業界で働いていました。元々モノづくりに興味があったことから、趣味本意でプログラミングをやっていたのですが、そのうちエンジニア職に就きたいという想いが強まりました。IT業界への転身を決心して転職したのが、LINE Fukuokaの前身であるNHN Service Technologyです。2011年入社当時、NHN Service TechnologyはWeb検索事業運営をメインとしていて、ちょうど新たな事業としてコミュニケーションアプリサービスの運営を始めるというタイミングでした。

入社直後、ローンチ間もないLINEアプリのテストを担当、テストリーダーとして約5年間LINEアプリの成長と普及を支えました。LINEアプリ以外にも小規模のLINEファミリーサービスのQAを複数経験した後、LINEコア事業サービスのテスト組織のマネージャーになり、しばらくの間プレイングマネージャーとして勤めました。これらの経験を経て2020年からはLINE TEST室の室長としてテスト組織を総括しています。

LINEサービス開発におけるテストフェーズを担う機能型組織

テストエンジニアについて教えてください。

新しいサービスや機能をリリースする前に、元々定義された要件や品質を満たしているか、不具合がないかなど複数の端末に触れながら検証をおこなうのがテストエンジニアの仕事です。様々な条件下で機能面の検証をおこなうだけではなく、ユーザーの利用シーンやシナリオを考えながら使い勝手や操作性、視認性といったUX観点でのフィードバックまでおこないます。

1つのサービスや機能に対して、予め準備されたテストケースに沿ってテストを実行するテスターと、テスト計画や設計を担いながら進捗管理をおこなうテストリーダーがワンチームになってテストプロセスを進行します。テスターには特定分野やサービスに精通したスペシャリストタイプもいれば、プロジェクトを渡り歩くオールラウンドタイプもいます。

担当するサービスのテスト内容は日々同じというわけではなく、サービスのアップデート毎にテストの対象や内容は異なってきます。そのため、テスト業務においてはテストエンジニアとしてのスキルや経験はもちろんですが、各サービスや事業分野に対する深い理解とオーナーシップ、同じサービスに関わる他拠点の企画者や開発者と意思疎通を上手に図れるコミュニケーションスキルが必要になります。

LINE TEST室について教えてください

LINEではサービス規模の大小を問わず新しいサービスや機能をリリースする前に、テストを通じて品質確認をおこなっています。QAエンジニアが策定した品質保証プランに基づいて、テスト方針の策定からテスト設計~実行までのテスト関連業務全般を担っているのが、わたしたちLINE TEST室です。

LINE TEST室はLINEグループでは最大のテスト業務拠点として、LINEの既存のサービスはもちろん、新規に立ち上げを行うサービスのテストもおこなっています。取り扱う事業分野も幅広く、LINE NEWSやLINEチケットなどのLINEプラットフォームサービスから、LINE PayやLINE証券などのFintechサービス、B612やSODAなどのカメラアプリまで担当するサービスも多岐にわたります。現在関わっているプロダクトの例を挙げてみると、

・エンターテイメント:LINEチケット など
・ポータル:LINE NEWSなど
・マーケティングソリューション:LINE広告など
・O2O:LINEショッピングなど
・Fintech:スマート投資、ポケットマネーなど

があります。

常にユーザーファーストのクオリティを追求する

仕事を通してのやりがいや面白みを教えてください。

メッセージングサービスのようなコア事業からFinancialサービスのような戦略事業まで、そしてグローバル展開しているサービスから特定の国・文化に根付いたサービスまで、1つの会社に居ながら様々な規模、事業のプロジェクトに携われることは大きな魅力であり、責任とプライドを持って仕事に取り組んでいます。LINEアプリが利便性、操作性といった部分でユーザーに広く受け入れられた経緯もあり、LINEではどのプロジェクトにおいてもテスターからのユーザー観点でのフィードバックや改善案を積極的に受け入れてくれています。単に完成品としての開発物の機能やUIのテストを行うのではなく、テストを通じて社内の多くのメンバーと一緒にユーザーと世の中に価値を提供していくと実感を持てながら働けることは様々な自社サービスを持ちながら常に成長し続けるLINEだからこそできることだと思っています。

今後の展望を教えてください

LINE TEST室では「安心・快適なサービスをユーザーに届ける」ことを使命としていて、QCDを意識しながら多様化するサービスに対してより効果的・効率的なテストを進められる組織づくりが何より大事になります。短期的なミッションとしては事業単位での専門性をもたせた組織づくりのため、金融事業など特定分野に精通したテストエンジニアの採用・育成に力を入れていこうと思っています。中長期的には、テストの自動化という時代・業界の変化の中でもさらに需要性を増していくと思われる、テスト設計やUI/UX領域などに専門性を持ったテストエンジニアが育つ組織化を図っていきたいと思っています。

LINEが多くのユーザーに愛されている理由は、常にプロジェクトメンバーがユーザーファーストのクオリティを意識してきたからだと思っていて、このようなマインドやカルチャーは今後も引き継がれていくべきだと思っています。だからこそ、我々も単に上手に不具合を検出することだけに留まらず、それぞれが担当するサービスにオーナーシップを持ち、テストという職務に誇りを持って仕事ができるような組織をつくっていきたいです。