社員インタビュー

運営

横断型組織で取り組む企業の価値最大化

LINE Fukuokaのサービス拡大にともない、全社的な課題を解決するために立ち上がったValue Management室。LINE Fukuokaの価値を最大化するというミッションのもと、課題解決に取り組む室長の草留 一貴に組織の取り組みや今後の展望について聞きました。

得意分野を活かしたキャリアチェンジ

これまでのキャリアと入社のきっかけを教えてください

LINE Fukuokaに入社する以前、私は営業や商品企画、マーケティング、データ分析チームのマネージャー等、さまざまな業務を経験しました。中でも、部門の立て直しや新規立ち上げといった改革を推進するプロジェクトを任されることが多く、データによって成果を可視化することにも携わってきました。
LINE Fukuokaに入社したのも、そういった自分の得意分野を活かせると考えたからです。事業が急成長している企業では、組織体制の構築が追いつかず、組織として十分に機能していない場合が少なくありません。そういった混沌とした状況の中では、様々な改革が必要になるので、これまでの経験が必ず活きるだろうという確信がありました。
しかし、IT業界は未経験だったことに加え、これまでは直接的に売上に貢献するフロントサイドの職種経験がメインだったので、LINE Fukuokaほどの大規模なサービス運営事業に携わるのは自分にとっては大きなチャレンジでした。様々な改革を進めるにあたって苦労することも多いのですが、組織運営の状況が劇的に変わっていくのを目の当たりにしたり、現場の方から感謝の言葉をいただくことが、何よりのやりがいだと感じます。

部門横断での戦略推進

業務内容について教えてください。

Value Management室は、いわゆる経営企画のような部署ですがデータの可視化や分析をおこなうチームも合体した組織形態であることが特徴です。2つのチームが連携しながら、経営課題や管理会計、個々のサービス運営部門のKPIマネジメント強化等、様々な課題を把握・整理し、戦略を立て、部門横断的に推進していく役割を担っています。
組織が立ち上がったのは3年ほど前で、設立当初は各組織のコンディション可視化を最重要課題として改革プロジェクトを進めてきました。LINEの急速なサービス拡大に伴い、LINE Fukuokaの開発・企画・マーケティング組織に加え、カスタマーケアや審査等の運営オペレーションを担う組織も急拡大していく中で、各業務のコンディション把握のためのデータ分析環境やKPIマネジメントの体制の整備が追いつかず、状況把握が難しくなっていました。そこで、コンディションが定量的に判断できるよう、データの可視化を推進する部署を立ち上げることになりました。
また、それまでは全社横断で対応すべき課題に取り組んでいく経営企画機能もなかったため、データの可視化に取り組むチームと同時に経営企画組織も立ち上げ、より健全な経営体質を目指していくことになったのです。
Value Management室のミッションは、“LINE Fukuokaの価値を最大化する”こと。そのために必要な取り組みが私たちの仕事です。
KPIのマネジメントを例に挙げると、細かなものも合わせると260ほどあるLINE Fukuokaの業務の中で、まずは主要なボリュームを占める業務に関して、KPIやコストを数字で管理できる体制を整えようと考えました。そして業務ごとのKPI設計と、データを可視化するダッシュボードを作るためのBIツール設計などを約2年かけて実装しました。
さらに、そのKPIと可視化したデータを毎月の経営会議でチェックする体制を組むことで、各事業部のコンディションを経営視点で確認できるようにしています。

オーナーシップをもってチャレンジを楽しむ

どんな人と一緒に働きたいですか?

Value Management室の醍醐味は、少数精鋭でありながら、会社全体の改革などの大きなプロジェクトに携わることができることです。未着手だった難しい課題を拾いに行くこともありますが、そこで結果を出すことができれば、会社に大きく貢献することもできます。また、私のように、課題が山積みの状態を立て直していくことを楽しめる人にも、向いていると感じます。所属しているメンバーの中には、改善そのものや、物事を突き詰めていくことを楽しめる人が多いと感じます。経歴はさまざまで、当社の運営現場にいた人や、データ分析をやっていた人、コンサルファーム出身の人、アパレルブランドのトレーナーをやっていた人など、多岐にわたっていますが、共通して言えるのがリーダーシップを発揮して何事にも主体的に取り組める点だと思います。組織の性質上、現場組織を支援する立場ではありますが、「私たちの役割はここまで」と線を引くのではなく、プロジェクト完遂のために、ステークホルダーを巻き込みながら推進していくオーナーシップが必要ですし、そういう意識をもっている人と一緒に仕事したいですね。
メンバーに対して私が心がけているのは、どのような問題が起こっていて、その改革をなぜ推進する必要があるのか、どのような成果を目指すのかといったことを、明確に説明することです。同様にメンバーが現場に対してきちんと説明するよう促すことで、全員が納得し、合意したうえで物事を進められると考えています。
また、LINE Fukuokaには、「まずはやってみよう」という風土があります。当然メリットだけでなくデメリットについても問われますが、会社をより成長させていくためには様々なチャレンジが必要であり、それに対して柔軟に前向きに取り組むことを応援するというのがLINE Fukuokaの社風だと思います。
今後、LINE Fukuokaが会社として成長するためには、事業の拡大ペースに合わせてバランスを見ながら人員を増やしていく必要があり、そのためのデータの可視化や活用も不可欠です。これからも「やってみよう」という組織風土を追い風に、改革に取り組んでいきたいと思っています。

今後の展望を教えてください。

Value Management室の発足から約3年が経ち、データを可視化するというフェーズを超えて、今後は各事業のさらなる価値創出のために戦略と推進をリードしていくフェーズに入っています。これまで私たちが進めたプロジェクトは、それを推進するための環境や体制整備であり、これからが本番です。
各組織が対峙する事業課題をクリアしていくための支援はもちろんのこと、会社全体の将来に関わる経営課題におけるイシュー設定から推進戦略まで、幅広く対応していく必要があります。LINE Fukuokaが創っていく価値(Value)とは何なのか、どうあるべきなのか、実現するためにどうするべきか等、非常に抽象度の高いミッションではありますが、既存の枠組みや常識に囚われず、大胆なチャレンジを恐れない組織でありたいと思います。